ともぞうたんの日記(IT・副業・育児・愚痴)

30半ばのおっさんがIT、副業、育児などをダラダラ書くブログ

私がイライラする人をオサレにまとめてみた

どうも。ともぞうたんです。

 

皆さん、普段生活する中でイライラが溜まってないですか?

本日は私が「イライラッ」となるワースト3を、ちょっとオサレな文学的に発表します!

 

第3位 イライラする人  ~ エレベーター編 ~

あと数メートルでエレベーター。

誰かが先に乗り込んだのを確認した僕は、自らもそのエレベーターに乗るために小走りで乗り込もうとする。

 

あと1メートル…

 

先に乗り込んだ人に僕は、アイコンタクトで意思を伝える。

人間とは不思議で、初めて会った人なのに言葉がなくても意思は伝わるのだと実感する。

 

あと50cm…

 

その瞬間、現実とは非情なものだと思い知る。

カチカチとボタンを連打する音とともに、扉は閉まっていく。

 

先に乗り込んだ人は僕の方を見向きもせずに、ただ一点を見つめボタンを連打する。

 

そう。その人の視線の先には「閉じるボタン」。

指先で押しているのは紛れもなく「閉じるボタン」。

 

カチカチカチカチと響き渡る音。

閉まる扉。

 

そして、僕は静寂に包まれるエレベーターホールで独りとなった。 

 

第2位 イライラする人 ~ 迫り来る音編 ~

それは不意に襲いかかる。

穏やかな気持ちを一瞬で暗い湖の底に引きずり込む。

 

あの日もそうだった。

 

穏やかな小春日和。

ここ最近仕事が立て込んでいた僕にとっては久しぶりの休日である。

 

僕は散歩することにした。

 

自宅の近くの川沿いにある少し細い道路は、両脇に野花をたくさん従えて、春という季節を精一杯楽しんでいるようだ。

特別ではない、どこにでもあるようなこの風景が僕は好きだ。

僕は歩道をゆっくりと歩き続けた。

 

その時だった。

 

「チリンチリン!!チリンチリン!!」

 

けたたましい鈴の音が背後から迫ってきた。

思わず振り向くと、ものすごい形相をした中年の女が自転車の鈴を一心不乱に鳴らして突っ込んでくる。

 

だめだ!ぶつかる!!

 

反射的になんとか身を翻し、僕はその禍々しい物体をやり過ごした。

それは何事もなかったかのように、カゴに大載せた大量の買い物袋とともに走り去った。

 

そして思うんだ。

 

ここは歩道だ。

チリンチリンは反則だ。

 

第1位 イライラする人 ~ 満員電車に生える樹木編 ~

僕は毎朝満員電車に乗る。

 

社会人になりたてだったあの頃は満員電車に圧倒されていた事を、ふと思い出す。

周りの大人達は、そんな僕に見向きもせずに自らの体を自らの意思で、人混みの渦に押し込んでいく。

僕はその時、社会人の洗礼を受けたような気持ちになっていた。

まだまだお前は未熟者だと。

 

あれから十数年。

いつの間にか僕は人混みに体を預ける能力を身に付け、満員電車も何気ない日常の1つの景色になっている。

そして、あの頃の青臭いが純粋な心は、どこかに置いてきたのだと思い知り、どうしようもない感情がこみ上げてくる。

 

大人になるとはこういうものなのか。

 

そんな答えが出ないことを何気なく考えていると、いつのまにか目的の駅に着いた。

 

ここは国内でも有数のオフィス街だ。

街は高層ビルで埋め尽くされ、道は車が覆い尽くす。

満員電車の中は我先に降りようとする人たちで、にわかに殺気立つのを感じる。

 

毎朝聞き慣れた耳障りの良い女性のアナウンス音とともに、ドアは開く。

乗客は一斉にドアへ向かって歩みを進める。

 

その時だった。

乗客達は何かに遮られていた。

明らかに歩みが遅くなる車内。

 

僕は目を疑った。

 

ドアに押し寄せる乗客の波に、頑なに逆らう何かがあった。

 

いや、見た目は人である。

ただ、電車から降りようとする人たちの邪魔になっている事に悪びれもせず、ただひたすらにその場から離れようとしない。

 

まさにこれは樹木だ。

事もあろうに満員電車の、しかも出入り口付近に深く根を生やした樹木以外の何者でもなかった。

降りる人たちは、その樹木を睨みつけたり舌打ちをしたりしてるが、樹木はそんな事では動じない。

 

発車の警告音とともに、僕は急いで電車を降りた。

 

ふと振り向くと電車の中の樹木は、寸分の狂いもなく先ほどの場所に生えていた。

 

まとめ

日常生活でイライラすることってたくさんあると思います。

疲れていたり、余裕がないとついついイライラしてしまいますが、私はこんな事を妄想しながらやり過ごしてます。

 

皆さんもご自身にあった解消法を見つけてください!

 

それでは!